らくがん
皆様、いかがおすごしでしょうか
ようやく梅雨明けして、また暑ーい夏がやってきましたね
この間なんかは気温が35°になってました
エアコン無しでは生きていけないなーと思っている今日この頃です
本日は【らくがん】についてお話ししたいと思います。
「お供えもの専用のお菓子」と思っている人も多いのではないでしょうか。
実は落雁は皆さんが考えている以上に奥深い和菓子だったのです。
落雁とは?
落雁(らくがん)は、米や豆、蕎麦、栗などから作った澱粉質の粉に水飴や砂糖を混ぜて着色し、型に押して固めて乾燥させた“打ちもの”と呼ばれる干菓子です
そのルーツは西アジアから中央アジアと云われていて、中国を経由して室町時代に日本に伝わったらしい
落雁の意味?
落雁という言葉の意味は、「空から舞い降りる雁」のことを言い、秋の季語でもあるらしい。
江戸時代に落雁が茶菓子として定着し始めると、寺社への供え物にも四季の草花や祝い事の為の鶴、亀、鯛、松竹梅など様々な形が作られるようになりました。
名前の由来
中国の「軟落甘(なんらくかん)」というお菓子が、日本に伝来してから「落甘」と略して呼ばれるようになった。
近江八景の一つ堅田に降りてくる雁の情景にちなんで名付けられた。
落雁の名前の由来は諸説ありますが、この2点が有力と言われています。
落雁の食べ方
食べる時のコツは、そのままではなく、飲み物に入れるという方法があります。
具体的には、コーヒー、紅茶など少しだけ甘味が欲しいと思われる飲み物に入れるという方法があります。
子ども向けには、ヨ―グルトに粉々にした落雁を入れるという方法もあります。
汁物に入れるという方法もあります。
とろみが欲しい食べ物(粒あん、こしあんが入ったおしるこやぜんざい)等と一緒に食べる方もいらっしゃいます。
日本三大銘菓① 越乃雪本舗大和屋
日本三大銘菓のひとつ越乃雪は、新潟県長岡市にある老舗・大和屋の看板ともいえる銘菓です。
新潟特産品のもち米を大和屋独自製法で加工した白玉粉と、徳島の和三盆を自社蔵で寝かせたものを合わせて、四角い型で形成して作られています。
日本三大銘菓② 森八の長生殿
長生殿は、石川県金沢市の老舗・森八が製造・販売する和菓子で、同市の名物でもあります。 日本三大銘菓である長生殿の歴史は古く、加賀藩の三代目藩主だった前田利常公が七夕の落雁を作るようにと、森八の前身である三代目森下屋八左衛門に命じたことで誕生しました。
日本三大銘菓③ 風流堂の山川
山川は、島根県松江市にある風流堂で製造・販売されている銘菓です。 元々は現代までその茶風を伝える茶人・不昧公こと松江藩七代目藩主の松平治郷公が考案したお菓子です。治郷公は茶器の収集家であり、考案した銘菓の数々とともに「不昧公御好み」として、今の世にも知られています。
日本三大銘菓と呼ばれているお菓子は、いずれも小さなその身に長い歴史と伝統を秘めた銘菓たち。
みなさんもそんな「日本三大銘菓」を是非、触れて、食べて、知って、その奥深さを感じてみてください。
まだまだ、ご紹介したいのですが、ネタが尽きてしまうので、この辺りで・・・・
積算の濱地でしたーー