外壁
おはようございます!
PanasonicリフォームClub株式会社雅住建の松浦です(*^▽^*)
今日は外壁の話をします。
昔、このような外壁のお家を見ませんでしたか?
私のおじいちゃんの家もこんな感じでした。
今ではほとんど見なくなった杉板の家です。
今、うきは市で修繕工事中です。
本当に素敵なお家( *´艸`)
昔は当たり前のように日本の家の外壁には杉板が使われていましたが、
いつの間にか使われなくなった理由として挙げられるのは、
「価格が高い」・「メンテナンスが大変」・「防火上の問題」等色々とありますが、
一番の理由は家に対する「見方」・「考え方」が変わったからかもしれません。
日本が高度成長期に入ってから、住宅不足と品質の改善、技術の発展を
他の国に負けじと急速に進めようという機運の中、
大量生産・低コスト・一定品質の「新建材」は
その後日本の住宅建材の基盤となりました。
確かに、「新建材」は安定した品質を保つことができ、
より多くの住宅を供給し、日本の住宅の品質を上げるのに重要な役割を果たしてきたことは間違いではありません。
これらの新建材が普及するにつれて、何時しか私たちは
家そのものを「製品」扱いし「もの」として見るようになってきたのかもしれません。
温かみがあり新しいものでは出しえない「味」、天然素材の変化し続けるという特性を生かし、
「劣化」ではなく、「熟成」する家も、
後世に残していかなくてはならないと私は思います。
今回はちょっと真面目なお話でした( *´艸`)