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火消し

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は火消しについてお話します

 

火消しとは

消防組織としての火消は、江戸においては江戸幕府により、頻発する火事に対応する防火・消火制度として定められた。
武士によって組織された武家火消(ぶけびけし)と、町人によって組織された町火消(まちびけし)に大別される。
武家火消は幕府直轄で旗本が担当した定火消(じょうびけし)と、大名に課役として命じられた大名火消(だいみょうびけし)に
分けて制度化されたため、合わせて3系統の消防組織が存在していた

 

 

江戸時代初期には火消の制度が定められておらず、度重なる大火を契機にまず武家火消が制度化され、発達していった。
江戸時代中期に入ると、享保の改革によって町火消が制度化される。そののち、
江戸時代後期から幕末にかけては、町火消が武家火消に代わって江戸の消防活動の中核を担うようになっていった。
江戸以外の大都市や各藩の城下町などでも、それぞれ火消の制度が定められていた。
これらの消防組織は、明治維新後に廃止・改編されるが、その系譜は現代の消防署・消防団へと繋がっている。

 

 

日本では、江戸時代に活躍した「火消(ひけし)」たちが火災の際に着用した仕事着である火事装束(かじしょうぞく)が、
作業服の始まりといわれています。

実はこの「火消」、江戸時代の市民にとって憧れの職業でもありました。時代劇を見ると、大きな飾りがついた
「火消棒」を勢いよく振り、纏(まとい)を羽織り、わらじに頭巾の出で立ちの「火消」が登場することがあります。
そんな彼らが主に担っていた仕事は、現在の消防士のような「鎮火」ではなく、あくまで「延焼」を防ぐための活動でした。

 

 

幕府が開かれて以降、江戸に人口が集中し、多い時では100万人を超していたといわれています。
同じ頃のロンドンの人口は86万人、パリの人口は54万人でしたから、数字を単純に比較するだけで、
江戸の人口の多さがお分かりいただけるのではないでしょうか。当時の住まいは、長屋と呼ばれる集合住宅で、
他の大都市とされる京都・大阪などと比較しても、東京は突出して住宅の密集度が高かったこと、
また木造で燃えやすかったことなどから、火災が発生すると一気に炎が広がってしまう状況にありました。

 

【消防士】

現在の消防士は、炎や煙などから体を守る機能を備えた防火衣を着用しています。災害の状況や任務内容に応じた数種類の防火衣があります。防火衣は国際標準化規格ISOを基に耐火性・防水性にすぐれた素材で作られており、安全靴、手袋、安全ベルト、酸素ボンベなど、すべての装備を身につけると約20キログラムにもおよびます。

 

【福岡市の火災】

区分 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
火災件数 283 321 309 307 261
出火率
人口1万人あたり
1.9 2.1 2.0 2.0 1.7

 

【火災種別】

種別 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
建物 216 224 206 217 188
林野 - 5 5 3 1
車両 23 25 19 25 18
船舶 1 1 1 - 3
航空機 - - - - -
その他 43 66 78 62 51

 

【火災原因】

順位 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
1位 放火(62) こんろ(65) 放火(76) 放火(60) たばこ(49)
2位 こんろ(50) たばこ(56) たばこ(64) たばこ(56) 放火(41)
3位 たばこ(48) 放火(47) こんろ(43) こんろ(48) こんろ(33)
4位 電気機器(14) 電気機器(16) 配線器具(15) 電気機器(23) 電気機器(20)
5位 配線器具(10) ストーブ(13) 電気機器(14) 配線器具(13) 灯火(10)

 

令和2年までのデータしかありませんが、参考までに・・・

煙草と放火が1位、2位を独占しているようです。 煙草吸われている方は十分注意しましょう

不審火に気が付いたらすぐ119番へ  

 

まだまだ、たくさん書きたいことがありますが、ネタが尽きてしまうので、この辺りで・・・・

積算の濱地でしたーー

 

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