日本の住居の歴史
12月に入り、インフルエンザが猛威をふるっていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は『住居の歴史』についてお話しします
竪穴式住居の時代は草葺き屋根が主流でした
日本の住宅の原点だそうです。木材で家の骨組みを作り、その上から土や葦、ススキなどの植物で屋根を作っています。
穴を掘って半地下にする事で、外気温の影響を受けにくくなっているようです。
冬には熱を外に逃がさない利点もあり、もちろん換気口もあったとされています。
高床式住居
弥生時代には高床式住居が多くなってきます。これは高温多湿のアジアには共通して見られ、食物の貯蔵庫として使われる事が多かったようです。
また、床と地面が離れているため、通気性に優れています
平安時代には寝殿造り。
平安時代は現在よりも気温が高く、住宅も風通しの良いものが発達した。
寝殿造りの最上級の屋根は檜皮葺きで、格が下がれば板葺きになったそうです。
鎌倉時代になり、武家造りが登場します。
寝殿造りとは異なり、実用性を重視した簡素な造りになっているようです。
室町時代から安土桃山時代には書院造りが出て来ます。
戦乱の時代、座敷が接客の場として重要性が増し畳の連なった部屋が多くなります。
江戸時代に入り、数奇屋造りが流行ります。
茶室など質素ながらも洗練された部屋に客人を向かい入れるのです。
砂壁が使われるので左官屋さんも増えたようです。
まだまだ、たくさんご紹介したいのですが、ネタが尽きてしまうので、この辺りで・・・・
積算の濱地でしたーー